例えば:
でも、普通には説明はそんなに説明しやすくないですね。。。
本
「ホン、もと」
本の下の部分に肥点 · を加えて、指示的な方法で木の下部、木の根もとを示す。それで 「ねもと、もと、もとい」 の意味となり、物事の「はじめ」の意味に用いる。あとは、書物を一本、二本とおよび、「書物、ほん」の意味に用いる。
行
「ギョウ、コウ、いーく、おこなーう、ゆーく」
十字路の形。大きな道が交差している形で、人の行く所であるから、「いく、ゆく」の意味となる。このような十字路は、いろいろな霊の行き交う所であるから、そこではいろいろな古代的な呪術が行われた。
至
『シ、いたーる」
矢の逆さまの形と一とを組み合わせた形。一は到達地で、矢がその地点に到達したことを示し、「いたる」の意味となる。神聖なものとされた矢を放ち、その到達した地点によって土地を選び、そこに重要な建物をたてた。
自
「シ、ジ、みずか-ら」
正面から見た鼻の形。自分自身をいうとき、自分の鼻を指さしたり、自分の鼻を押さえることは古くからことであったらしく、自は「おのれ、みずから」の意味となる。
平
「ビョウ、ヘイ、たいーら、ひら」
干と八とを組み合わせた形。干は手斧の形。八は木片の形。手斧で木を平らかに削って木片が左右に飛び散る形が平で、「たいらかにする、たいら」の意味となる。
字
「ジ、あざ」
宀と子を組み合わせた形。宀は祖先の霊を祭るみたまやの屋根の形。子が生まれて一定の日数が過ぎて養育の見込みが立つと、みたまやに出生を報告する儀礼を行うことを示すのが字である。そのとき幼名をつける。それを字という。
曲
「キョク、まーがる、まーげる」
竹や蔓などを細くして編で作った籠の形。竹や蔓などを曲げ、細かく編で作るので、「まがる、まげる、こまごまとした、くわしい」の意味となる。
妻
「サイ、つま」
髪飾りを整えた女の形。頭上に三本のかんざしをたてて、それに手をそえて髪飾りを整える女の姿である。それは結婚式のときの着飾った女の姿である。